チョ・スンウ の最新ニュースまとめ
-2度目の日本公演で『ラ・マンチャの男』を選んだ理由は?
シン・チュンス氏:『ラ・マンチャの男』は日本でもとても愛されている作品であると聞いています。ミュージカル・ドラマの華麗で華やかな世界とはまた違ったミュージカルの解読となる作品であると思っています。一生懸命に準備していますのでよろしくお願いします。
-『ラ・マンチャの男』に特別な愛情を持っていると聞きましたが、その理由は?
チョ・スンウ:私は幼い頃…中学生の頃…夢のない少年でした。何をしていいのかもわからず、幼いながらもなぜ生きているのかがわからないほどに、何の夢もない人間だったのですが、偶然にも『ドン・キホーテ』という作品を観て、本当に大きな夢を抱きました。内向的だった私が、そのとき俳優になろうと決心したのです。そして10年以上過ぎた今、俳優として“ドン・キホーテ”を演じることができました。私の人生において転機となった作品だと言えますね。
-“ドン・キホーテ”はどんな役?
チョ・スンウ:“ドン・キホーテ”というキャラクターに関してはどなたも知っていると思いますが、セルバンテスが牢屋に入れられ罪のない監修たちに、自分が作った作品を通して夢と希望を与え、ひとつになりお互いに影響を与え合う…またセルバンテス自身も彼らを通して大きく夢を見る…そんな役割です。
-8月3日からソウル公演が開始するが反応は?
シン・チュンス氏:たくさんの関心を寄せていただいているようです。素晴らしいスタッフや俳優が参加していますので、2007年この『ラ・マンチャの男』を通して素晴らしい演技を見せたいと思っています。
-韓国公演を前にして今の気持ちは?
チョ・スンウ:もうすぐということで緊張もしますしワクワクもしています。私にとっては思い入れのある作品ですので、より一層いい姿を見せたいという気持ちでいっぱいですが、期待している半面心配することもありますね。今は早く練習をしたいです。
-『ラ・マンチャの男』以降、日本でのミュージカル計画は?
シン・チュンス氏:また継続して韓国のミュージカルを紹介していきたいと思います。日本のみならず、アジアの方々とも交流を深めていけたらなと思います。来年もまた違う作品の準備中ですので期待していてください。
-『ラ・マンチャの男』以降、俳優としての予定は?
チョ・スンウ:ないです…(会場爆笑)。
-日本のファンに一言…。
チョ・スンウ:昨年の『ジキル&ハイド』や韓国での『レント』など…多くの日本の方が足を運んでくださいました。本当に驚きました。そんなファンの皆さんの愛を受けて今回も一生懸命に準備しました。前回の『ジキル&ハイド』のときは私の体調が良くなくファンの皆さんに申し訳ない気持ちでしたが、今回は良い姿で感動を渡したいと思っています。
-ご自身で感銘を受けたセリフは?
チョ・スンウ:ドン・キホーテの願いの中の「私の精神だけを感じ取り、また今の姿とは違う今後の姿だけを見ていきたい」というセリフです。
-韓国のミュージカルの良さは?日本との違いは?
シン・チュンス氏:以前日本のミュージカルを観ました。基本的なことの違いはないように思いますが、韓国の俳優はエネルギッシュで情熱をぶつける演技が特徴ですね。それが日本にも通じると信じています。
チョ・スンウ:日本では経験豊かな俳優が主人公を演じるものだと聞きました。日本の『ジキル&ハイド』を観たときに作品の深さを感じ、感動を受けました。それに比べて韓国は若者が挑戦する…若さで躍動的に作り上げるところが魅力ではないでしょうか。
-今まで演じた役柄で自分に1番近いと思ったキャラクターは?
チョ・スンウ:(しばらく考えて)ないですね…(会場爆笑)。俳優なのでその役を体に叩き込んで、時には客観的に見てキャラクターを作ります。でも…外見的な部分では映画『フー・アー・ユー』のときのキャラクターが近いかな。
-相手役について…。
チョ・スンウ:俳優が演技をする上で相手役の存在は重要です。相手役の良いエネルギーを受け、逆に僕が与える…それによって自然に深い良い演技ができると思っています。
-かなり年の役ですが、役作りは?
チョ・スンウ:28歳の私が老人の役をすることに、できるのか?ということをよく聞かれます。セルバンテスが演じる老人がドン・キホーテですので…若者が老人を演じるということですよね。ですので、大きなプレッシャーはなく、ドン・キホーテを通して多くの人と共感し、メッセージを伝えるという目的を持つ作品ですので…うん…セルバンテスに焦点を合わせて演技をしようと努力しています。
ミュージカル『ラ・マンチャの男』の日本公演は、来たる9月22日~29日まで東京・青山劇場にて全11回の公演を予定している。
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