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17日、関連業界によると、サムスンディスプレイ労働組合は18日にチュンチョンナムド(忠清南道)アサン(牙山)のサムスンディスプレイアサン2キャンパス正門で、初の大規模集会を開催する。この集会を契機に労働組合は具体的なストライキの準備に入る。
この日一部労働組合幹部は、サムスンディスプレイのチェ・ジュソン代表理事に直接会うために、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)キフン(器興)の事業所を訪問した。しかし対話の席を得られないままストライキの可能性をさらに高めたと知られている。
これに先立ちサムスンディスプレイ労働組合は、去る14日に合法的な争議権を得た。この日開かれた雇用労働部中央労働委員会の調停で、「労働争議調停中止決定」が下されたためだ。その前に賃金交渉で労働組合は、昨年の実績などを根拠に基本給6.8%の上昇と、危険手当の現実化などを主張した。経営陣は基本給4.5%以上の上昇は不可能だと対立した。労社間の主張が平行線を走ると、労働組合は中央労働委員会に労働争議の調停を申請したが、ついに合意は見られなかった。
中央労働委員会の調停中止決定により、合法的な争議権を手にした労働組合は、即刻ストライキを検討することとなった。既にストライキの雰囲気は高潮している。5月4~7日、労働組合員を対象に進行された争議行為の賛否投票では、在籍比71.8%の賛成率で可決された。
サムスンディスプレイ労働組合の関係者は、「1次と2時調停全て社側が誠実な再交渉に出なかった」とし、「労働組合と相生しないという意味と判断し、ストライキを準備する計画」だと話した。
サムスンディスプレイがストライキに突入すると、サムスングループ内で歴史的な初のストライキとして記録される展望だ。サムスンは創業以来50年以上「無労働組合」経営を続けてきた。しかしイ・ジェヨンサムスン電子副会長が昨年5月、無労働組合経営の廃止を宣言した後、サムスン電子とサムスンディスプレイ、サムスンSDIなど主要系列会社を中心に、労働組合リスクが拡大した。以降、サムスンディスプレイが労社の葛藤が深化しながら、無労働組合経営廃止宣言1年でストライキという危機に直面した。
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