12日、官報によると、ソウル中央地裁は先月20日、特定犯罪加重処罰法上あっせん収賄の容疑で起訴された元警察官のカン某氏に、刑事補償金5760万ウォン(約560万円)を支給することを決めた。
刑事補償金は未決の抑留または拘禁を受けた者が無罪判決を確定した場合、裁判を行って所要した弁護人の報酬や日当などを国が補償する制度だ。
江南警察署に勤務していたカン氏は2018年7月、バーニング・サン未成年者立ち入り事件をもみ消す見返りとして、バーニング・サンから2000万ウォンを受け取った容疑で起訴された。
一審では容疑を有罪とし、カン氏に懲役1年、追徴金2000万ウォンを言い渡した。しかし、二審では「証拠を総合してみると、カン氏が請託を受けたという場所に行かなかった可能性が高い」として、一審の判決を覆し、無罪を言い渡した。
その後、大法院(最高裁)が検察の上告を棄却し、カン氏は無罪が確定した。
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