機種変更中に顧客のスマホから「性関係動画」盗んだ代理店オーナー、罰金刑に=韓国(画像提供:wowkorea)
機種変更中に顧客のスマホから「性関係動画」盗んだ代理店オーナー、罰金刑に=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国にて、顧客のスマートフォンに保存されたデータの移動を手伝う過程で、保存されていた「性関係動画」を盗んだ30代の代理店スタッフに罰金刑が下された。

 法曹界によると、テジョン(大田)地裁は個人情報保護法違反容疑で起訴されたA被告(38)に罰金3000万ウォン(約270万円)を言い渡した。

 大田でスマホ代理店を運営するA被告は、機種交換した顧客のデータを新機種に移動する際、顧客の顔も映っている「性関係動画」を発見。このデータを盗んだ疑いで裁判にかけられた。

 A被告は、該当動画を視聴したこともわかった。

 A被告の犯行は、顧客がスマホデータを確認した際「ファイルの転送内訳」を見たことで明らかとなった。

 同件についてA被告は「性関係動画という事実を知らず、データを移していた際に空き容量が不足していたため、少しの間移動しただけ」と主張したが、裁判部はこの主張を受け入れなかった。
 
 裁判部は「動画の一部シーンがサムネイル形式でスマホ画面に登場している。そのため、違法な手段で被害者からこの動画を取得したと見ることができる」として、A被告の犯行を認めた。

 また「この動画は、被害者のプライベート領域の中でも最も内密な部分に関する個人情報を含んでいる」とした上で、「違法性が相当あるにも関わらず、自身の犯行を否認し、刑事処罰を逃れようと態度を一貫している」と量刑理由を明らかにした。

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