コロナワクチン副反応新たに２３７件　死亡・アナフィラキシー疑いの報告なし＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応とみられる症状が９日午前０時までの２４時間に新たに２３７件報告された。新たな死者や重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例の報告はなかった。　しかし、特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例は９件増えた。７人が英アストラゼネカ製ワクチン、２人が米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。　それ以外の２２８件は接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒などの症状だった。　韓国でワクチン接種が始まった２月２６日以降、副反応とみられる事例の報告は累計１万９６３１件となった。前日までに１回目、２回目の接種を終えた累計４１７万６２２１件の０．４７%に当たる。　現在までに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計９５人となっている。これは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、軽症などとして報告された後に容体が悪化し死亡したケースは含まれない。