イ議員はこの日の午前、国会で開かれた“キム首相候補の人事聴聞会”で「煙たい臭いの立ち込めた惨澹(さんたん)たる山火事の被害現場で、どうして記念撮影などできるのか、理解に苦しむ」と語った。
このことに対して キム候補は「記念撮影ではなく、支援に出向いた地域住民であった」と答えたが、イ議員は「モザイクがかかっているが、この人は地域住民ではなく与党の地域委員長だ。総選挙(昨年4月15日の国会議員総選挙)にも出馬していた」と指摘した。
これに キム候補は「思慮が足りなかった」と謝罪しながらも「その方は、山火事被害の収拾のための支援に出向いただけで、他の意図はなかった。その時は 選挙の1年前だった」と答えた。
また イ議員は、昨年 全国的に豪雨による被害があった時、テグ(大邱)で“開かれた民主党”の全党大会が終わり、“酒盛り”の場を設けていたことも問題視した。イ議員は「全国民が悲しみに暮れているのに、キム候補は酒盛りをしていた」とし「水の被害の時には“酒盛り”、火による被害の時には“記念撮影”、火も水も関係ない総理候補ではないか」と非難した。
キム候補は「全党大会が終わり、ご苦労した方々と共に設けた場であったが、“酒盛り”という表現はあんまりだ」とし「ただ その時期に酒を口にしたことについては、恥ずかしいかぎりだ」と答えた。
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