増加する集団感染…移動式PCR検査・自己検査キットが代案となるか＝韓国

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ソウルの小・中・高等学校で巡回型PCR検査と自己検査キットが導入される。児童・生徒の感染者が増えている状況で代案となるか関心を集めている。

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教育部(日本の文部科学省に相当)とソウル市教育庁は4日、ソウル体育中・高等学校を皮切りに新型コロナウイルス巡回型PCR検査を開始した。登校授業が続いている中で最近は感染事例が増加しており、先制的に無症状の感染者を見つけることが目的だ。3日、ソウル地域の学校で移動型PCR検査が初めて実施されたソウル体育中・高等学校とクァンヒ中学校で新型コロナウイルスの検査を受けた702人は、全員「陰性」の判定となったことが分かった。

ソウル市教育庁は、14日までの2週間にわたって希望する学校10校を対象にモデル事業を運営する。その後、11か所の教育支援庁別の事業に拡大して巡回型PCR検査を実施する予定だ。

オ・セフン・ソウル市長が提案した迅速抗原自己検査キットも補助的手段として試験導入される。集団感染が懸念される100人以上の寄宿型学校や運動部運営学校、芸術体育活動塾、放課後協力講師などに限定的・補助的手段として活用する案が検討されている。