イスラム武装勢力タリバンに拉致された韓国人ボランティアらをアフガニスタンに招いた韓民族福祉財団は23日に報道資料を通じ、現地に残る他ボランティアらを安全な地域に移すことを検討していると明らかにした。

 同財団がアフガニスタンで運営する病院や保育園などのボランティア施設では、現在も財団に所属する42人が活動している。

 政府はボランティアに対しアフガニスタンから即刻撤退すべきとの立場を示しているが、これについて財団関係者は、どのような交通手段でどのように移動するかすら難しい問題で、移動するだけでも危険にさらされる可能性があるため、さまざまな角度から検討していると慎重な姿勢を示している。

 財団は今回の事件を受け、アフガニスタンのカブールとカンダハールの2支部と毎時間電話連絡を取るなど、状況の把握に努めている。

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