ソウル市が25日から2階建て観光バス2台を導入し、光化門や韓国総合展示場(COEX)を巡るシティツアーバスを運営する。

 市が23日に明らかにした。2階建てバスは市内バスや観光バスに比べ車幅が広いためこれまで運行が認められていなかったが、昨年の自動車安全規則改正で規制が緩和されたことから今回の正式運行が決まった。2階部分は座席だけ、1階は座席に加え障害者用の車いす席や休憩室、会議室を備え、無線インターネットも利用できる。韓国語のほか英語、中国語、日本語でソウルの歴史や観光情報を案内する。

 運行コースは、昼間は観光需要の多い光化門~清渓川~三一橋~漢南大橋~COEX~ソウルの森~南山路~景福宮をめぐる。夜は漢江周辺の夜景を楽しめるよう、光化門~麻浦~汝矣島~西江大橋~聖水大橋~漢南大橋~清渓広場となっている。

 成人料金は昼間が片道7000ウォン、往復1万2000ウォン、夜間1万ウォン。子ども料金は昼間が片道5000ウォン、往復8000ウォン、夜間6000ウォン。週末や公休日、夏休み中はインターネットでの予約も可能だ。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0