呉ソウル市長「コロナ防疫・庶民経済、調和をとり守っていく」

オ・セフン（呉世勲）ソウル市長は22日、「新型コロナウイルス防疫も庶民経済も、ともに調和をとり守っていく」と約束した。

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呉市長はこの日午前、トンデムン（東大門）デザインプラザ（DDP）画像スタジオ「ソウル・オン」で開かれた就任式で、「新型コロナウイルスの拡散によりきょうまでソウルだけで3万6224人の感染者が発生し、443人のソウル市民が命を失った」と述べた。

呉市長は、「ソウルを訪問する観光客は6分の1水準に急減し、観光業界の被害規模は16兆ウォン（約1兆5400億円）に迫っている」とし、「『社会的距離の確保』措置が長期間続き、大韓民国全体の小商工人の売り上げは平均37.4%減少した」と説明した。

続いて、「新型コロナウイルス・パンデミック状況を終息させ、危急な現状を安定させるのが、ソウル市長としての第1の至上命題」だとし、「積極的に政府と協力し新型コロナウイルス防疫体系を徹底して維持していく」と明らかにした。

呉市長は、「ただ自営業者と小商工人に経済的困難を加重させた一律的な方式の防疫規則は、合理的な改善方案を準備し、その推進のため政府と緊密に議論する」と話した。

また、「小商工人に対する緊急資金貸付と支援を拡大し、民生被害が大きい伝統市場や町の商圏、さらには観光と文化業界をはじめとしたさまざまな領域に対しても積極的で実質的な支援策を模索していく」と強調した。