ワクチン被害補償専門委員会、今月27日に初審議...「四肢まひ」事例も検討=韓国(画像提供:wowkorea)
ワクチン被害補償専門委員会、今月27日に初審議...「四肢まひ」事例も検討=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局が今月27日、新型コロナウイルス感染症ワクチン予防接種被害補償専門委員会の初審議を行う。この席ではアストラゼネカ(AZ)ワクチンの接種を受けた後、四肢まひの副反応で入院治療中の看護助務士についても扱われる予定である。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団のチョ・ウンヒ接種後管理班長は21日、記者団オンラインバックブリーフィングで「4月27日、被害補償専門委員会が開かれる予定だ」と明らかにした。

推進団は新型コロナウイルスワクチン接種後に異常反応により疾病にかかった場合や、障害・死亡など達した場合、被害補償の手続きを設けている。

これに先立ち、今月20日、大統領府の国民請願掲示板には「AZワクチン接種後、四肢まひになった看護助務士の夫です」というタイトルの請願が掲載された。請願者によると、接種を実施した看護助務士は接種から19日目の先月31日、四肢がまひし病院に入院しており、「急性播種性脳脊髄炎」と診断を受けた。

請願者は「問題は、治療費と看病費」と「医療費を週に400万ウォン(約38万円)ずつ支払わなければならず、厳しい状況」と述べた。

推進団は毎週金曜日の被害調査班会議を開き、補償申請された案件について因果性の有無を調査している。この看護助務士の事例も今月23日に調査が行われる予定である。その結果に基づいて、予防接種被害補償の専門委員会も行われる。

パク・ヨンジュン推進団異常反応調査支援チーム長は、「検査の結果が出る前でも因果関係の判断が可能ならば、該当事例について因果関係の評価を行うこと」とし「今回の事例は、昨日(20日)申請があり、今週金曜日に被害調査班で審議する予定である。これまでの義務記録と調査記録をもとに、因果関係を評価することができ、1か月後の検査結果までに報告することもできる」と明らかにした。

続いて「今月27日に補償委員会が初めて開かれる。」とし「四肢まひに関しては被害調査班の決定と27日に書類提出が可能なら提出して行う」と明らかにした。

推進団は27日、被害補償委員会の補償申請件数について、5月3日に分析して発表する予定である。

一方、この看護助務士の事例が異常反応監視システムの動作がきちんとしていなかったという指摘については、「システムに問題があるかどうかを確認して補完する」とし「申告は適時行われ、調査も指示通り履行された。それにもかかわらず、問題があるので、もう一度確認する」と述べた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 79