韓国南西部、光州市の病院で、ワクチン接種を終えた医療スタッフが、経過観察のため待機している(光州・全南写真記者団)=(聯合ニュース)
韓国南西部、光州市の病院で、ワクチン接種を終えた医療スタッフが、経過観察のため待機している(光州・全南写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が13日午前0時までの24時間に新たに109件報告された。

 このうち死亡は1件で、接種に用いられたのは英アストラゼネカ製ワクチンだった。接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。接種後の死者は計48人となった。専門家で構成される新型コロナ予防接種被害調査班がこれまで検討した死亡事例の大半はワクチン接種との因果関係がないことが確認された。

 新たに報告された副反応の疑いのうち、重症とみられる事例が1件で、このほかの107件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。

 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万1735件となった。前日までに1回目、2回目の接種を受けた累計125万5899人の0.93%に当たる。


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