ハイニックス半導体は13日、海外法人を合わせた連結ベースで、第3四半期の売上が1兆5990億ウォン、営業利益4950億ウォン、純利益5290億ウォンの業績を上げたと発表した。前四半期に比べると売上が26%、営業利益が86%、純利益が123%それぞれ増加した。同社は2003年第3四半期以降9期連続で黒字を達成している。
 ハイニックスの業績改善は、季節的な需要回復にともなうDRAM価格の上昇や、急激な成長を見せているNANDフラッシュメモリーの売り上げが拡大したこと、持続的な生産性向上を通じたコスト削減などが背景。また、海外法人の利益増加や、現代オートネットの持ち分処分による売却益が発生したことも純益増加につながった。

 単体では、売上が1兆4920億ウォン、営業利益が3780億ウォン、純利益が5120億ウォンで、前四半期に比べるとそれぞれ21%、77%、115%の増加を記録した。

 ハイニックスは7月に、当初予定よりも1年半前倒しで債権機関による共同管理を解除され、経営再建プログラムのワークアウトも早期に終了していた。同社は今回の経営成果に満足することなく、先端技術への転換と新技術開発、生産性向上などを通じて経営革新を進めていく計画だ。


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