「20代女性」はなぜオ・セフンを選ばなかったか?…第3候補「15%」=韓国ソウル市長選(画像提供:wowkorea)
「20代女性」はなぜオ・セフンを選ばなかったか?…第3候補「15%」=韓国ソウル市長選(画像提供:wowkorea)
今回の韓国ソウルの市長選挙で、20代女性の多くは第3の選択肢に最も多く投票した。

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地上波3社の出口調査の結果によると、20代の女性の15.1%は、第3の候補に投票した。すべての年齢や性別の中で最も高い割合である。

今回のソウル市長選挙の候補12人のうち5人が女性候補で、歴代のソウル市長選挙の中で最も多くの女性候補が出馬した。女性政策を強調した候補が多く、20代の女性の票は彼女らに流れたとみられる。

特に女性の党のキム・ジナ候補が3万3421票を得て4位だった。

共に民主党のパク・ヨンソン候補を除いて女性候補が得られた表を合わせれば、合計8万7360票で全体得票率の1.78%である。3位の国革命党のホ・ギョンヨン候補の得票率よりも高い。

今回の選挙はパク・ウォンスン前ソウル市長の性的虐待事件から始まったという点も、20代の女性の票に影響を与えたという分析だ。

2018年に続いて今回もソウル市長選挙に出馬したシン・ジエ韓国女性政治ネットワーク代表は「今回の選挙は前ソウル市長のセクハラ事件で始まったので、ジェンダー問題が重要だった」と見た。

シン代表は、「それでも民主党は女性政策を発表するのが遅かったり、前市長の性暴力事件対処法を正しく説明しておらず、国民の力も消極的な態度を見せた」とし「両政党が共にしっかりとした責任を負わない問題意識が第3候補を選んだ動機ではないか」と分析した。

このような状況下で、オ・セフン新任ソウル市長が彼女らを満足させる政策を展開できるかに関心が集まる。オ市長の得票率は20代の女性が40.9%と最も低かった。

オ市長は選挙運動時、市長になれば最優先で「女性安心プロジェクト」を実施するとしていた。帰路に防犯カメラの全面設置、安心できるトイレなど、女性を犯罪から自由にすると約束した。
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