マイクロンとウエスタンデジタル(WD)、日本の半導体メーカー・キオクシア買収を模索(画像提供:wowkorea)
マイクロンとウエスタンデジタル(WD)、日本の半導体メーカー・キオクシア買収を模索(画像提供:wowkorea)

 サムスン電子、SKハイニックスと共に世界的な半導体メーカーである米国のマイクロン・テクノロジーとウエスタンデジタルが日本の半導体メーカーであるキオクシアに目星をつけて買収交渉を進めている。

 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は「米国のプライベート・エクイティ・ファンドであるベイン・キャピタルが管理するキオクシアの買収取引がどのように構成されているかは明確でないが、いずれかの会社と合意がなされれば、今春後半に買収交渉が締結されるだろう」と一部関係者の話を引用して31日(現地時間)に単独報道した。

 キオクシアの企業価値は約300億ドル(約3兆3000億円)と評価される。新型コロナ以後の半導体需要の拡大、最近の半導体不足現象など、スーパーサイクルを迎えて企業価値が上向きになった。

 キオクシアはスマートフォンやコンピューターサーバー、その他の装置に使われるNAND形フラッシュメモリチップを作るメーカーだ。新型コロナでパソコンに対する需要が高まり、遠隔学習、ゲームおよび5Gスマートフォンの人気増加で、NANDの需要が増えている。昨年、企業公開(IPO)を推進した当時は、企業価値は160億ドル(約1兆7700億円)に過ぎなかった。米国が中国のファーウェイに対して貿易制裁を加えたことで、フラッシュメモリー製品の供給超過と価格下落の危険が提起された影響だ。

 しかし、昨年下半期へと入っていくにつれて半導体業況が回復し、マイクロンの株価はその後に約2倍増加、約1000億ドル(約11兆円)の市場価値が認められている。ウェスタンデジタルも同様に株価が値上がりし、200億ドル(約2兆2000億円)と企業価値を評価されている。

 マイクロンは主にDRAM(半導体メモリ)を生産するが、キオクシアを買収する場合、NANDの生産にまで事業を拡大し、メモリー企業としての地位をさらに固めるものと期待される。ウェスタンデジタルはハードディスクドライブやNAND形チップを主に生産しているが、現在、キオクシアとチップの研究開発に合弁投資している。

 キオクシアは両社とも交渉に失敗した場合、今年末に企業公開(IPO)など上場手続きを踏むものと見られる。キオクシアは買収交渉以前には、フリーIPOなど企業公開を準備していた。


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