名脇役として人気の俳優イム・ヒョンシクが14日、東京・新宿の韓国食堂で日本では初めてとなるファンミーティングを開催した。午前と午後の2回、韓国料理がふるまわれるなかトークショーやサイン会、握手会、記念撮影などが行われた。
 
ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で演じた宮廷料理人の衣装で姿を現したイム・ヒョンシクは、「若くハンサムな韓流スターだけでなく、私のファンもこうして集まってくれたことに感慨無量だ。私に一目ぼれしたというファンが多く、このように会えると分かっていれば日本語も勉強しておくべきだった」とあいさつした。

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母親の教育方針により幼いころからバイオリンを習っていたが、後に俳優トレーニングの一環として再びバイオリンを習い始めたと紹介し、楽器を演奏し演技するのは並大抵の難しさではないと話した。音楽大学に進みたかったが技量も十分でなく、最終的には演技をもっと勉強したくなり演劇映画科への進学を決めたと打ち明けた。

また、『宮廷女官チャングムの誓い』でヤン・ミギョン演じる女官が死ぬシーンを済州道で撮影した際、涙を流すシーンでは疲れてなかなか泣けなかったなどというエピソードも披露した。撮影中に大変だったことを尋ねられると、「大変だったことはない。わたしの出演シーンがない時は物足りなさを感じるほど、もっとたくさんのシーンで演じたかった」と述べ、同ドラマへの愛着をみせた。

今後出演したい作品を聞かれると、「シルバー世代のロマンスものに出演して高齢の俳優が繰り広げるラブシーンを披露したい。豊富な経験と成熟した魅力でショーン・コネリーより素敵に演じられるだろう」と話した。どんな女優と共演したいかと聞かれると、「えり好みしません」と答え会場の笑いを誘った。

ファンミーティングを終えたイム・ヒョンシクは、映画『出会いの広場』でまた会いましょうと述べ、ペ・ヨンジュン主演の『太王四神記』にもゲストとして2回出演するのでよく探してほしいと付け加えた。


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