江原道議会は16日の議員総会で、冬季オリンピックの平昌への招致に再挑戦する決議案をまとめ、18日の本会議で採択することを決めた。道議会は決議案を通じ、「一部では再挑戦に反対しているが、いまあきらめたらこの8年間の努力は水の泡となり、江原道は最も立ち遅れた地域に転落することになる」とし、2018年の冬季五輪招致への再挑戦を決議すると明らかにした。必ず招致に成功するよう覚悟を新たにし、政府の強い意志とともに冬季五輪準備に向けた基盤施設事業が遅滞なく進められるようにすることなどを誓った。
 一方、春川市民連帯、江陵経実連、原州女性民友会など道内42の市民社会団体で構成される江原市民社会団体連帯会議は同日、江原道議会前で会見し、招致再挑戦は過去2回の招致過程を徹底的に分析し、道民の世論を十分に確認したうえで慎重に決定すべきとの考えを示した。また、道議会が性急に再挑戦を既定事実化し、それを道民の世論であるかのようにしていると非難。密室決定の撤回と、招致失敗原因の調査と究明、道議会の招致委監視実施などを求めている。このため、再挑戦に向けた議論は今後エスカレートするものとみられる。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0