海軍初の大型輸送艦となる1万4000トン級の「独島艦」が、実戦配置を控え訓練のため16日に江原道の東海港に入港した。独島艦は3日に就役し、正式に海軍の艦艇となっている。
 16日に海軍第1艦隊司令部主管で行われた入港歓迎式には、東海市の金鶴基(キム・ハクギ)市長や市議会の金振ヨプ(キム・ジンヨプ)議長らをはじめ、市の主要機関代表らが出席した。17日には、独島艦が就役後初めて一般市民に公開される。199メートルに及ぶ飛行甲板や航空機格納庫、上陸軍の寝室など艦艇内部を見学できる。

 独島艦は上陸作戦のための兵力と装備輸送を基本任務とする。また、海上機動部隊や上陸機動部隊の旗艦として対水上戦、対空戦、対潜戦などを指揮統制する指揮艦機能を担うほか、有事の際の在外韓国人撤収など多目的に活用される。

 全長199メートル、幅31メートル、最大速力23ノットで約300人が乗船でき、近接防御武器システム(CIWS)と対艦誘導弾を防御する射程12キロメートル程度の誘導弾などを備えている。ヘリコプター7機と戦車6台、上陸突撃装甲車7台、トラック10台、野砲3門、高速上陸艇2隻、最大720人の上陸兵力を同時に輸送できる。


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