北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、前日に新型戦術誘導弾の発射実験が実施されたと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、前日に新型戦術誘導弾の発射実験が実施されたと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の李炳哲(リ・ビョンチョル)朝鮮労働党書記は27日に朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、バイデン米大統領が北朝鮮の弾道ミサイル発射を国連安全保障理事会決議違反だと批判したことに対し反発した。 李氏は「新型戦術誘導弾の試験発射は、わが党と政府が国家防衛力を強化するために提示した国防科学政策の目標貫徹に向けた一つの過程であり、主権国家の堂々たる自衛権に属する行動だ」と主張した。 その上で、「(試験発射に対し)米国の執権者が安保理決議違反だと指摘し、極度に体質化した対朝鮮(北朝鮮)敵対感を隠さずにあらわにしたことを強く憂慮する」とし、「米大統領のこうした発言はわが国家の自衛権に対する露骨な侵害であり挑発だ」と非難した。 また「米国は核戦略資産を朝鮮半島に送り込み、大陸間弾道ミサイルを発射してもよいが、交戦相手のわれわれは戦術兵器の試験も行ってはならないというのは強盗の論理だ」と指摘した。
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