キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
ロケットエンジンを動力とする弾道ミサイルとは違い、巡航ミサイルはジェット飛行機のように空気中の酸素を利用して燃料を燃やすジェットエンジンを使用するため、大気圏内だけで飛行できる。
特に、巡航ミサイルは大きさも弾道ミサイルより小さいうえ、低空飛行も可能で、陸上や海上に設置されたレーダーでは捉えにくい。また、最近開発されている巡航ミサイルは、パソコンを通じて入力した地形情報や各種誘導装置を利用して目標物まで誘導されるため、精密打撃が可能だという長所がある。
アメリカ国際戦略問題研究所(CSIS)が運営する「ミサイル防御プロジェクト」によると、北朝鮮の巡航ミサイルのうち、現在まで一定部分の性能が把握されているのは「KN01」と「金星3号」の2つがある。
キム・ジョンウン(金正恩)総書記は今年1月に開催した第8回党大会事業総和報告で「中長距離巡航ミサイルを開発した」と明らかにし、その後行われた党大会記念閲兵式でこの「中長距離巡航ミサイル」と推定される新型ミサイルを公開した。
一部の専門家は「北朝鮮が閲兵式で公開した新兵器を2-3か月以内にテストした前例がある」という理由で、先週末に発射した巡航ミサイルの推定発射体がこの「中長距離巡航ミサイル」である可能性があるという分析も出ている。
アメリカメディアは、北朝鮮が今回発射したミサイルは短距離ミサイルだと報じたが、韓国軍合同参謀本部の関係者は今回のミサイルの飛行距離に関する質問に対し、「詳細を確認中だ」として即答を避けた。
専門家らは、北朝鮮が有事の際、米軍の空母戦団を攻撃する目的で巡航ミサイルを開発してきたと見ている。
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