米国がアジア巡訪を終えるや、北朝鮮と中国は「蜜月関係」をアピールした(画像提供:wowkorea)
米国がアジア巡訪を終えるや、北朝鮮と中国は「蜜月関係」をアピールした(画像提供:wowkorea)
米国がアジア巡訪を終えるや、北朝鮮と中国は「蜜月関係」をアピールした。ジョー・バイデン米政権が人権と民主主義の価値を掲げ、「中朝」への攻勢を展開する状況の中、中朝両国間は連帯・発展の意志を再確認したものとみられている。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

きのう(23日)北朝鮮の労働新聞と中国の新華社通信など中朝の主要メディアによると、キム・ジョンウン(金正恩)労働党総書記と習近平 中国国家主席は互いに口頭親書を交わした。

キム総書記は習主席に送った親書を通して、米国が中国の人権侵害や国際規範の違反に対する批判レベルを高めている中、中国を支持し中朝の結束を誇示したものとみられる。

一方 これに習主席もキム総書記に親書で答え「朝鮮半島の平和安定を守護し、地域の平和と安定、発展と繁栄のために新た且つ積極的な貢献をする用意ができている」として、朝鮮半島情勢に積極的に介入する意志を示した。特に「両国の人民たちに より素晴らしいい生活を築いてあげる用意がある」と言及したことから、対北支援の可能性を示唆したものだという見方も出ている。

今回の中朝首脳間の親書交換は、最近 バイデン政権による日米韓の高位級接触が行なわれた直後になされたものとして注目されている。

北朝鮮としては、外交的孤立の突破口として中国への依存度を高める一方、中国も対米覇権競争の中、友軍である北朝鮮との密着基調が続くものと予想される。

また ロシアの動きも気になるところである。米国が初の巡訪地にアジアを選び意欲を示したことで、「中・ロ・朝」が接触面を拡げ 「日米韓」との新冷戦戦線を構築している様相である。

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