ロイター通信によると、WHOワクチン安全諮問委員会(GACVS)の新型コロナ小委員会はこの日、声明を出し、「このワクチンは、リスク対比利益分析で、継続的に肯定的な評価を受けている」と明らかにした。
GACVSの評価対象は、インドのセルム・インスティテュート(SII)が生産するアストラゼネカワクチン「コビーシールド(COVISHIELD)」も含まれた。
12人専門家で構成されたGACVSは、欧州・英国・インドと、WHOグローバルデータベースで閲覧可能なワクチンの安全資料を検討したと説明した。
小委員会はこの資料が、ワクチン投与後、深部静脈血栓や肺塞栓症など、血栓症の全体的な増加を示唆していないと述べた。
また、「欧州でアストラゼネカワクチン接種後、脳静脈洞血栓症のような血小板減少症を引き起こすことが非常に珍しく、特別な血栓塞栓症として報告されたが、ワクチン接種との因果関係は定かではない」と付け加えた。
WHOテドロス・アダノム事務局長はまた、この日のオンライン記者会見で、「新型コロナ自体が血小板減少と血栓を誘発する可能性があることを知っておくことが重要である」とし「各国がこの重要なワクチンを継続的に使用することを要請する」と促した。
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