2プラス2に出席した(右から)韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官、ブリンケン米国務長官、オースティン米国防長官(写真共同取材団)=18日、ソウル(聯合ニュース)
2プラス2に出席した(右から)韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官、ブリンケン米国務長官、オースティン米国防長官(写真共同取材団)=18日、ソウル(聯合ニュース)
◇北の核・ミサイルが優先関心事 韓米2プラス2 韓国と米国は18日、外交・国防閣僚会議(2プラス2)を開き、北朝鮮の非核化が優先的な関心事とし、問題解決に向け緊密に連携することを確認する共同声明を採択した。声明は「両国の長官は北朝鮮の核・弾道ミサイル問題が同盟の優先的な関心事であることを強調し、この問題に対処し解決するとの共同の意志を再確認した」として、「北朝鮮を含む国際社会が国連安全保障理事会決議を完全に履行することが重要だと確認した」と表明。「韓米は朝鮮半島に関連するすべての問題を緊密に調整している」と評価した。◇北朝鮮高官 米国の接触拒否「敵視政策撤回しないと無視」 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は、「米国の対朝鮮敵視政策が撤回されない限り、いかなる朝米(米朝)接触や対話も行えないという立場を表明しており、今後もこうした米国の接触の試みを無視する」とする談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。崔氏は米国が2月中旬から米ニューヨークなどさまざまな経路から接触を試みたとして、「(韓国との)合同軍事演習の前日の夜も第三国を通じ、接触に応じることを懇請するメッセージを送ってきた」と明らかにした。◇米アトランタ銃撃事件 現地韓国系コミュニティーに不安広がる 米ジョージア州アトランタとその近郊で16日(現地時間)に起きた銃撃事件で死者のうち4人が韓国系だったことに対し、現地の同胞社会で衝撃と不安が広がっている。韓国系団体は具体的な状況を把握した上で支援策を模索する計画だ。アトランタ韓人会の関係者は17日、聯合ニュースの取材に対し、「現場の状況を把握している段階で、総領事館と緊密に連絡を取り合っている。支援が必要であれば措置を取る」と説明した。◇新規コロナ感染者 2日連続400人台半ば 中央防疫対策本部は、18日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から445人増え、累計9万7294人になったと発表した。市中感染が427人、海外からの入国者の感染が18人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(469人)に比べ24人減ったものの、2日連続で400人台半ばとなった。◇ソウル市長補選 野党陣営の候補一本化ならず 4月7日に実施されるソウル市長補欠選挙の候補者登録を前に、保守系最大野党「国民の力」公認候補の呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長と中道野党「国民の党」候補の安哲秀(アン・チョルス)党代表の候補一本化が事実上失敗に終わったことが分かった。統一候補を選ぶための世論調査の方法を巡って両党の交渉が決裂したため。両氏はそれぞれ候補者登録の手続きを踏むとみられるが、投票用紙の印刷が始まる29日まで一本化に向けた追加交渉を続ける予定だ。◇コロナワクチン接種後に血栓 韓国で2例目 中央防疫対策本部は、新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応に関し、20代男性1人に血栓の症状が報告されたと明らかにした。国内で接種した人のうち血栓の報告は2例目。
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