中国、日米の牽制を批判…「協力により第3国の利益を侵害してはならない」＝韓国報道

米国と日本の外交・国防部長が16日、東京で開かれた会談で、中国に直接言及し牽制の意志を明らかにした中で、中国側は日米協力を通じて第3国の利益を侵害すべきでないと批判した。

中国外務省の報道官はこの日開かれた記者会見で、米国と日本の外交・国防部長が協力を通じて中国を牽制する立場を再確認したことについて、このように述べた。

報道官は「日米交流協力の強化は、国家間の相互理解と信頼を深め、インド太平洋地域の団結と協力の利益とならなければならない」とし、協力して国を牽制するのは不適切な行動だと強調した。

また、「日米は協力してアジア太平洋地域の平和と安定を維持する必要があり、第3国を狙い、他国の利益を侵害してはならない」と警告した。

これらの発言は、この日、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が日本を訪問し、茂木外相と岸防衛相に会って、2対2の日米安全保障協議委員会会議を開いた直後になされたものだ。

米国と日本は会談直後の声明で、中国に言及し、牽制の意志を明らかにした。これらの声明では「既存の国際秩序と一致してしない中国の行動が、同盟と国際社会に政治的・軍事的・技術的な課題を提起している」という表現がなされた。

日米外交・国防長官はまた、中国の強圧と不安定な行動に反対し、対応措置を幅広く議論することを約束した。