【ソウル11日聯合】LGフィリップスLCDが来年、最大で2兆ウォン近くを投資し超大型LCD第8世代ラインの建設に本格的に着手する見通しだ。同時に、当初の計画を若干前倒しし来年第1四半期には第7世代ラインの量産体制に入ることを決めるなど、超大型LCD部門で積極的な動きをみせている。これにより、サムスン電子の忠清南道・湯井クリスタルバレーとLGフィリップスLCDの坡州ディスプレークラスター間で、第7~8世代ラインによる次世代超大型LCD競争が一層激しさを増しそうだ。
 LGフィリップスLCDの関係者は11日の第3四半期の業績発表会(IR)で、「来年の設備投資計画には第8世代ラインの準備部分が含まれている」としたが、ガラス基板の規格や建設時期など詳細はまだ決まっていないと述べた。来年の総設備投資計画3兆5000億~4兆5000億ウォンのうち、第7世代への追加投資分1兆7000億ウォンとそのほか既存ラインの8000億ウォンを差し引いた1~2兆ウォンを、第8世代ラインとポーランドのモジュール工場に投入するする計画だ。ポーランド投資分2000億~3000億ウォンを差し引くと、第8世代ラインへは多ければ1兆8000億ウォンほどが投入されることになる。


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