韓国、「東北アジア防疫・保健協力体」推進の“汎政府TF”を発足

韓国で 「東北アジア防疫・保健協力体」を推進するための“汎政府関係機関タスクフォース（TF）”がきのう（11日）発足した。

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この日のTF会議は チェ・ジョンムン外交部（外務省）第2次官の主宰により、青瓦台（韓国大統領府）・国務調整室・外交部・保健福祉部（厚生労働省の厚生部分に相当）・疾病管理庁・農林畜産食品部（省）・環境部（省）・統一部（省）・企画財政部（財務省に相当）の局長クラスたちが参席した。

「東北アジア防疫・保健協力体」は、新型コロナウイルス感染症をはじめとした新型感染症など、超国境的な保健安保問題に関する域内国家間の共同対応力を強化するための地域協力構想である。ムン・ジェイン（文在寅）大統領は昨年9月 国連総会の基調演説で、初めて これを提案した。その後 昨年12月29日、米国・中国・ロシア・モンゴルの外交・保健当局の課長級によるTV会議として発足した。

チェ次官は、東北アジア防疫・保健協力体を域内の保健安保における多国間協力の求心点として、早期に安着させなければならないと強調した。そのためには 各機関の専門性を生かし、有機的・効率的に協力すべきだと語った。

韓国外交部は「今後も東北アジア防疫・保健協力体に 各国の参加を牽引し、協力の方向を具体化するため 関連国と協議を加速させていく」とし「汎政府TF会議を幾度も開催し、関係機関間の疎通・協力体系を強化していく」と伝えた。