韓国プロ野球、“薬物スキャンダル”浮上?元・現役選手に禁止薬物購入疑惑(画像提供:wowkorea)
韓国プロ野球、“薬物スキャンダル”浮上?元・現役選手に禁止薬物購入疑惑(画像提供:wowkorea)
プロ野球KBO(韓国野球委員会)リーグに“薬物スキャンダル”が起こるのか。元・現役のプロ野球選手2人が禁止薬物を購入した疑いが持たれている。

キム・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

 CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」は11日、「ユースの野球選手に不法薬物を投薬し実刑を言い渡されたイ・ヨサン被告が同僚2人にも禁止薬物を流通した」と明らかにした。

 サムスン、ハンファ、ロッテで活動し、2017年に現役を引退したイ・ヨサンは、2018年からユース野球教室を運営していたが、この時、9人のユース選手に14回にわたって不法薬物を投薬し、懲役10か月を言い渡され服役した。韓国ドーピング防止委員会(KADA)も同様に昨年1月8日、イ・ヨサンに資格停止6年の処分を下した。

 同放送によると、イ・ヨサンは2017年初め、AとBに自分が持っている成長ホルモン剤を紹介。関心を示すとそれを売った。そして、薬を渡した見返りに、AとBから1600万ウォン(約150万円)を受け取ったと供述した。

 疑われている両選手のポジションはいずれも投手で、Aは現役でプレーしており、Bは引退後、指導者として活動している。Aの所属球団は事実関係を確認中で、引退したBは関連疑惑を否認して控訴した。

 「キム・ヒョンジョンのニュースショー」は、AとBが禁止薬物だとは知らなかったとし、容疑を全面否認していると伝えた。Aは「ES細胞だと思ったが違うので返した」と説明したが、違法薬物は服用せず、所持するだけでもKADAの懲戒処分を受ける可能性がある。

 調査に入ったKADAは去る9日、KBOにBの違法薬物購入に関する内容を伝えていた。

 KBOの関係者は「KADAからBに対す公聴会をおこなって、制裁するという内容の公文書を受け取った。ただし、Bがこれに控訴した」と明らかにした。続いて「Aに対する内容は通知されなかった」と付け加えた。

 Aの所属球団は、該当選手の違法薬物購入疑惑について、「事実関係を把握している」と述べた。



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