政府は11日、モナコで開かれた国際水路機関(IHO)の海底地名小委員会で、東海海底の10地形に対する韓国名登録が確定したと明らかにした。登録が決まったのは江原台地、鬱陵台地、于山海谷、于山海底絶壁、オンヌリ盆地、セナル盆地、厚浦堆、金麟雨(キム・インウ)海山、李奎遠(イ・ギュウォン)海山、安竜福(アン・ヨンボク)海山。金麟雨は15世紀に鬱陵島の調査を行った人物、李奎遠は19世紀の鬱陵島検察使、安竜福は独島の韓国領有を日本に認めさせた人物として、その名前がつけられている。
 東海海底地形が国際機関に韓国名で登録されるのは、1974年に国際海底地名登録が開始してから初めてとなる。10地名は国際海底地名集に記載され、国際標準として用いられる。

 また、今回の小委員会では、米国が2004年に南極半島の端に発見した海山の名称を、2003年に南極・世宗基地で研究活動中に死亡した全在奎(チョン・ジェギュ)隊員の名を取り「全在奎海山」と登録した。米国が若い学者の命をたたえようと韓国政府側に名称への使用を打診していたという。


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