統一部の李在禎(イ・ジェジョン)長官は10日、南北関係の進展のために、思考の枠組みを変えられる平和教育を実施する時がきたとの認識示した。安山市の漢陽大学で行われた南北関係の現況と見通しに関する特別講義で述べたもので、「韓国には戦争記念館はあるが平和記念館はなく、安保教育憲章はあっても平和教育憲章はない」とした上で、平和教育の拡大に向けた方策を教育人的資源部、青少年委員会などと考えていると明らかにした。
 また、北朝鮮への支援や経済協力、陸海空路の開通など、過去15年間に南北関係が大きく発展し、米朝関係も進展していると指摘し、今後は大学や企業、市民団体、宗教界など各界で躍動的な交流協力を加速していくべきだと述べた。ただ、南北間の自由な民間交流は北朝鮮側の準備が整っていないと判断しており、時期尚早だとしている。


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