【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日発表した2020年の1人当たり国民総所得(GNI)は3万1755ドル(約340万円)で、前年(3万2115ドル)比1.1%減少した。新型コロナウイルス感染拡大による景気の冷え込みとウォン安ドル高が影響した。 20年の実質国内総生産(GDP)は前年比1.0%減少した。1月に発表した速報値と同じ。ただ、同年10~12月期の実質GDPは前期比1.2%増と、速報値から0.1ポイント上方修正された。 10~12月期を部門別にみると、輸出は半導体と化学製品を中心に5.4%増加した。速報値より0.2ポイント高い。民間消費はサービス、財貨とも萎縮したために1.5%減少したが、速報値に比べると0.2ポイント上がった。 20年の名目GDPは前年比0.3%増加した。米ドル換算では0.9%減となった。
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