韓国外交部、イランの「韓国と凍結資産の解除に合意」主張に「手続きのみ合意」(画像提供:wowkorea)
韓国外交部、イランの「韓国と凍結資産の解除に合意」主張に「手続きのみ合意」(画像提供:wowkorea)
韓国外交部(外務省に相当)は23日、イラン政府の「韓国と凍結資産の解除に合意」との主張に対し、「手続き的に合意したもの」と説明した。

外交部当局者はこの日、news1との通話で「さまざまな(凍結資産解除の)方案の中で、手続き的なことだけを合意した。(イラン側が)あたかもお金を解除するかのように話しているが、それは事実ではない」と話した。

これに先立ち、国営イラン通信(IRNA)は22日(現地時間)、イラン中央銀行(CBI)総裁がテヘランの駐イラン韓国大使館でユ・ジョンヒョン(柳静鉉)大使に会い、韓国内に凍結されているイラン側の資金の一部を解除することで合意したと報道した。

イラン政府は公式ホームページを通じ、今回の会同は韓国大使館側の要請で実現され、柳大使からイラン政府がすべての凍結資産を使用できるよう必要なすべての措置をとる準備ができており、「ここにはどんな限界も制限もない」との発言があったと明らかにした。

しかし外交部当局者は、イランとの手続き的な合意だけがあった点を重ねて強調し、「(手続き的な合意は)例えばウォン貨資金を別の場所に送金するなら、どんな銀行で、どのように両替するなど、相当複雑な手続きがある。そうしたことだけに合意したとみればよい」と話した。

外交部当局者は「(米国の対イラン制裁で)すぐに凍結資産を解除することはできない」とし、「米国の承認を得なければならない状況」と付け加えた。
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