韓国で 一部の脱北民が、李仁栄 統一相を告訴した(画像提供:wowkorea)
韓国で 一部の脱北民が、李仁栄 統一相を告訴した(画像提供:wowkorea)
韓国では 一部の脱北民(北朝鮮離脱民)が、イ・イニョン(李仁栄)統一相を 虚偽による名誉棄損の名目できのう(22日)告訴した。

イ統一相は去る3日 外国メディア記者との会見で、脱北民による北朝鮮の人権に関する証言について「確認と検証過程が足りない」と発言したことが、脱北民の証言を「ウソ」とみなした行為だということである。韓国統一部(省)はすぐさま イ統一相の発言に対して釈明するなど“鎮火”に乗り出したが、一部の脱北民の間では「無念だ」として非難が続いている。

北朝鮮人権団体の社団法人“勿忘草(ムルマンチョ)”はこの日の午後、ソウル中央地方裁判所前で記者会見を開き「脱北者4人がイ統一相を、虚偽による名誉棄損の名目で告訴状を提出することにした」と明らかにした。

この団体は「イ統一相を告訴する脱北者たちは、韓国に定着した後 機会のあるごとに自分たちが経験した人権蹂躙の実情を証言してきた」とし「脱北者たちの証言は検証が必要だと言うことは、脱北者たちの名誉を深刻に傷つけたことだ」と主張した。

つづけて「自分たちの証言を“ウソ”だと海外メディア、特に 駐韓外国メディアの記者たちに発言したことは、許しがたい名誉棄損行為であり、自由を求めてきた北朝鮮離脱住民たちを脅かす行為だ」と指摘した。

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