朴候補はこの日、ソウル市のチョゲサ(曹渓寺)、ソウル市議会、韓国労働組合総連盟などを訪問し、支持を訴えた。禹候補自身の強みとして‘組織力’と‘民主党らしさ’を掲げ、追撃していることと無関係ではないという解釈だ。
これに先立ち、共に民主党所属のソウル市議員101人のうち79人が公開的に禹候補に応援リレーを送った。地域区の国会議員と地域委員会と頻繁に疎通する市会議員が呉候補を応援したのは、それだけ共に民主党内の友好勢力が多いという意味に解釈される。朴候補側は、党選挙管理委員会に現役議員たちの応援メッセージが公開支持宣言と見られる可能性があるとして問題を提起し、禹候補側は注意措置を受けた。
朴候補がこの日、労働界を訪れ‘左クリック’に出たのも同じだ。朴候補は韓国労働組合総連盟指導部に会い「政府の支援にもかかわらず、依然として死角地帯が発生している」とし「死角地帯労働者問題を解決するための対策を用意して発表する」と述べた。禹候補は、自身が86運動圏であることを朴候補との差別化地点に挙げている。
禹候補はこの日、ソウル市クムチョン(衿川)区カサン(加山)デジタル団地に位置する人工知能(AI)ソリューション開発会社であるソルゲートを訪問し、4次産業関連企業家たちと懇談会を開いた。禹候補は「ソウル市に中小企業を集中的に支援できるワンストップシステムを構築し、支援システムを活性化させる」と約束した。中小ベンチャー企業部長官を務めた朴候補が‘K-注射器’を広報し、ベンチャーにやさしいイメージを構築することに対抗したわけだ。
共に民主党は26日から2日間、オンライン権利党員投票を実施する。28日と来月1日の2日間は一般ARS調査を実施し、50%ずつ反映する。ただし、今回の予備選挙では、これまで使用した世代別世論調査方式ではなく、直接投票方式に変更された。直接投票方式は世論調査と違い、安心番号を通じて世代別に計6万人を選挙人団で募集し、このうち実際に投票に参加した人々の支持をさらに多く得る方式だ。
禹候補はこの日「世代別に誰が投票するか分からないため、サンプル数に合わせて世代を補正した世論調査どおりには結果が出ない可能性がある」とし「今回は結集も争いで、私の支持層がもっと多く投票に出れば勝つ」と終盤の逆転を確信した。
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