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文大統領 起業家による巨額寄付「新鮮な衝撃、拍手を」
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日の首席秘書官・補佐官会議で、このところベンチャー企業の創業者などによる大規模な寄付が続いていることについて、「わが国の社会に新鮮な衝撃を与えている」とし、「革新と挑戦の象徴であるベンチャー起業家が新しい寄付文化を創出しており非常に意義深い」と話した。 また一代で成した財を惜しむことなく社会に還元する行動に対し、国民と共に大きな拍手を送ると述べた。 文大統領はまた創業者による寄付文化とともに、社会的責任に取り組む経営が広がっていることも前向きな変化であり、企業家が尊敬されながら、企業の価値も同時に高まる機会になると評価。「(このような変化が)さらに包容的で品格ある社会になるための土台になることを願う」と述べた。 韓国インターネットサービス大手・カカオの創業者で、同社の取締役会議長を務める金範洙(キム・ボムス)氏(54)は8日、10兆ウォン(約9520億円)を超える自らの資産の半分以上を寄付すると発表した。また韓国最大手の出前アプリ「配達の民族」を運営するウーワ・ブラザーズ(韓国名・優雅な兄弟たち)創業者の金逢進(キム・ボンジン)氏(44)が、自身の財産の半分以上を社会に還元することも明らかになった。