ジョー・バイデン米政権の安保司令塔であるジェイク・サリバン米ホワイトハウス国家安保補佐官は21日(現地時間)、新型コロナウイルスの起源説についてWHOに圧力をかけた。昨年7月 「WHOの中国びいき」という理由で脱退を宣言したドナルド・トランプ前米政権の決定をひっくり返し、復帰宣言をするや、なされた発言である。国際社会でのリーダーシップ回復に乗り出したバイデン政権がWHO復帰を通して、新型コロナの起源をはじめとして対中圧力を本格化させたものとみられる。サリバン補佐官は米CBC放送とのインタビューで、最近 WHOが新型コロナの最初の発病地である中国武漢を訪れ調査したが、起源究明に事実上 失敗した背景には「中国が十分な原本データを提供しなかったためだ」と語った。去る13日の声明では「中国は、新型コロナ発病および拡散に関する全ての資料をWHOに提出しなければならない。WHOの調査報告書に介入しようとしてはならない」と中国を非難した後、その4日後には そのターゲットをWHOにまで拡大させた。
サリバン補佐官は「我々は、WHOと中国が この問題に取り組むべきだと考える」と繰り返し強調した後「バイデン大統領は(最近の習近平 中国国家主席との対話で)新型コロナ問題を提起した。また 中国を含めた全ての国が、世界を保護するために自分たちの役割を果たす必要性についても提起した」と語った。
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