韓国行政安全部長官「新型コロナワクチンの異常反応、責任を持って対応する」(画像提供:wowkorea)
韓国行政安全部長官「新型コロナワクチンの異常反応、責任を持って対応する」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス新規感染者の規模が22日、300人台にまで減少した。政府は今週から始まる新型コロナウイルスワクチン接種後に発生しうる副反応に責任を持って対応すると明らかにした。

 チョン・ヘチョル行政安全部長官はこの日、中央災難(災害)安全対策本部会議での冒頭発言で、「感染者数は旧正月の連休以後、600人台に急増した後、この3日間で400人台を記録したのに続き、きょうは300人台まで減った。しかし、やや不安定な状況は続いている」と述べた。

 続いて「最近、首都圏所在の大型病院や製造業などで集団感染が発生し、該当地域を中心に拡散する懸念が高まっている」とし「感染者の発生前後に、現場措置が不十分だった点などは今回の集団感染の端緒を提供したという側面で残念に思う」と明らかにした。

 チョン長官は関係当局と自治体に「防疫管理システムをもう一度徹底的に点検し、類似の感染状況がこれ以上繰り返されないよう管理に万全を期してほしい」と要請した。

 また「今週は国民の皆さんが待っていたワクチン接種が始まる意味ある一週間になる」とし、「26日から始まる接種は新型コロナの感染リスクが特に高い療養病院および療養施設入所者と従事者、医療機関従事者および1次対応要員を優先対象に行われる」と述べた。

 チョン長官は「先週末を基準にワクチン接種に対する同意率は94%水準で、次第にその数値が高くなるものと期待している」とし「韓国より先にワクチン接種を実施した国々ではその予防効果が確認されているのはもちろん、副反応も軽微な水準であることがわかった」と説明した。

 彼は「政府は接種後の状況も綿密に観察し、万が一発生しうる異常反応に対しては責任を持って対応していく」とし「すでに機関別の役割、対応手続き、疫学調査方法などを盛り込んだ細かな指針とマニュアルを作って現場と共有しており、17の市道別に官民合同迅速対応チームの構成も終えた」と明らかにした。


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