10歳若くなった北・中大使…協力強化のための「世代交代」?(画像提供:wowkorea)
10歳若くなった北・中大使…協力強化のための「世代交代」?(画像提供:wowkorea)
北朝鮮と中国の相手国駐在大使年齢がそれぞれ交代し、10歳以上若い人になった。

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両国ともより若い大使を投入して、相互協力関係を強化していきたい意志を示したのではないかという観測が出ている。

北朝鮮外務省は19日、ホームページを通じて「中華人民共和国駐在朝鮮民主主義人民共和国特命全権大使にリ・リョンナムを任命した」と発表した。

リ新任大使は、今年61歳で1994年にシンガポール駐在経済担当書記官を経て貿易相・対外経済相・内閣副総理などを歴任した対外経済通である。これにより北朝鮮のリ大使の任命は中国との経済協力強化の意志が反映されているという分析が出ている。

また、前任のチ・ジェリョン大使が78歳の高齢だったという点で、今回のリ大使の任命は「世代交代」ともみられる。

中国政府も最近、北朝鮮駐在大使として10歳以上若い人を任命したという。先立って日本の共同通信は、中国政府がリ・ジンジン現北朝鮮駐在大使(64)の後任として、ワン・ヤジン前共産党中央対外連絡部副部長(51)を任命したと報道した。

中朝双方がこれによって相互協力事業をよりスピーディーに展開するという予測も出ている。

中朝間の親善の動きは、ここ3〜4か月間目立ってみられた。

特に、北朝鮮の先月の第8回朝鮮労働党大会は事前に日程公開がされなかったが、中国政府は「最初に」祝電を送り両国の近い関係を見せた。

習近平中国国家主席は昨年10月10日の労働党創建第75周年記念日などをはじめ、北朝鮮の主要なイベントごとに電報を送り、中朝友好関係を示している。

一方、キム・ジョンウン労働党総書記も昨年10月に中国軍の朝鮮戦争参戦70周年を記念して、北朝鮮内の中国人民志願軍烈士碑などを訪ねた。
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