Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40
韓国 きょうのニュース(2月19日)
◇新規コロナ感染者 3日ぶり600人下回るも集団感染続く 韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から561人増え、累計8万6128人になったと発表した。市中感染が533人、海外からの入国者の感染が28人だった。新規感染者は前日(621人)から60人減り、3日ぶりに600人を下回った。だが、工場などの大規模事業場や日常生活の中で集団感染が続いているのに加え、人の移動が増えた旧正月連休(11~14日)の影響が本格化する時期であることから、安心はできない状況だ。◇慰安婦問題は「人身売買・ひどい人権侵害」 米国務省 米ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が論文で旧日本軍の慰安婦は「売春婦」だと主張したことについて、米国務省は18日(米東部時間)、聯合ニュースの書面質疑に対し、「米国が何度も表明してきたように、第2次世界大戦当時の日本軍による性的な目的の女性の人身売買はひどい人権侵害」との立場を示した。従来の立場を重ねて表明したものだが、ラムザイヤー氏の主張への批判が高まる中、慰安婦問題を巡る日本の責任論を改めて強調したものとみられる。◇韓米日高官 北朝鮮問題巡り緊密な連携確認 韓国外交部で北朝鮮問題を担当する魯圭悳(ノ・ギュドク)朝鮮半島平和交渉本部長は19日、米国務省のソン・キム次官補代行(東アジア・太平洋担当)、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長とテレビ会議方式で協議し、北朝鮮問題について意見交換した。バイデン米政権発足後、3カ国の外交高官による協議が公表されるのは初めて。外交部は、「韓米日は朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着を達成するため、3カ国が緊密に協力・連携することで一致した」と明らかにした。◇コロナワクチン接種開始まで1週間 療養型病院・施設で混乱も 26日から開始される新型コロナウイルスワクチンの接種まであと1週間となったが、最優先で接種が行われる療養型病院や療養施設では依然混乱が収まっていない。韓国で最初の接種となることから、療養施設の入所者の間ではワクチンの副作用を心配する声が上がっている。政府はワクチン接種は強制ではないと説明するが、これらの施設は職員がワクチンを打たずに感染者が発生した場合、求償権の請求対象になり得るとして不安を抱いている。