修正文案では、憲法前文に普遍的に追求すべき価値として示されている「自由」と「正義」も盛り込んだ。また、従来の「祖国と民族の」という表現は、韓国が経済発展とともに国際的な位置づけも高まり、国同士の人的、経済的、制度的交流が拡大していることを考え、祖国と民族を強調するよりも、2002年のサッカー・ワールドカップなどを通じて親しまれている「大韓民国」の名前を取り入れた。
「体と心を捧げ」の表現は、国が個人に対し一方的な犠牲を要求する盲目的な意味をイメージさせることから削除した。「忠誠」は「心からわき出る真心」を意味することから、未来志向的で理想的な価値を盛り込む上での問題はないとしてそのまま維持した。
行政自治部は修正文試案について、13日までの立法予告期間に最終的な意見聴取を経た上で、次官会議と閣議に上程、27日ごろに公布・施行する計画だ。
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