DMZ生態保存地域を世界遺産に、京畿道が登録推進

京畿道が道内非武装地帯（DMZ）の生態保存地域と連川全谷里・先史遺跡地の世界自然遺産登録を進める。金文洙（キム・ムンス）道知事が5日、こうした内容を骨子とする文化ビジョン実現に向けた重点推進課題を発表した。

それによると、道は伝統の継承と近代化の一環として、水原市の華城、広州市の南漢山城、楊州市の檜巌寺址、華城市の満年堤などを復元・整備し、DMZの生態保存地域と連川全谷里の先史遺跡地の世界自然遺産登録を進める。文化遺産の保全・活用に向け文化遺産コンテンツ研究開発（R＆D）センターも設立する。

また道は、文化芸術の創造力を伸ばすため水原市や華城市に芸術家の創作空間を設け、創作スタジオを設置する。韓国が生んだ世界的なビデオアーティスト、白南準(ペク・ナムジュン)氏の精神を受け継ぐための国際的な実験芸術祭の開催も計画している。

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