11日、外交部(外務省に相当)によると、イランに抑留された「韓国ケミ号」韓国人船員の1人が前日の10日、健康上の理由で帰国した。
船舶の管理会社側は現在、他の船員についても、下船と帰国について個別に意思を確認し、関連する協議を進めている。
ただし船社側は、船舶や貨物管理などのために最低限の人員が必要な点を考慮し、他の帰国希望をする船員の代替人員の確保状況に応じ、段階的に帰国を推進する予定である。
外交部は「船員の下船計画の準備が出来次第、帰国希望船員はイランの首都テヘランに移動してPCR検査などの過程を経て、帰国することができるようにする」と明らかにした。
イラン革命防衛隊は先月4日、ホルムズ海峡付近で、環境汚染の疑いでケミ号を拿捕し韓国人5人(船長1人を含む)を含む、船員20人を抑留した。
以後、今月2日、船長を除く残りの船員の抑留を優先解除することを決定した。駐イラン韓国大使館の現場支援チームは3日、ラジャーイー港近郊に停泊した韓国ケミ号に乗船し船員と面談した。
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