カンボジアのPMT航空旅客機の墜落事故で死亡した韓国人観光客らの葬儀が4日、ソウル市松坡区風納洞のソウル峨山病院で営まれた。強い雨のなか執り行われた葬儀で、遺族らは悲しみをこらえきれずひつぎに抱きついておえつを漏らし、参列した知人らも故人の旅立ちに深い哀悼を示した。
 事故で家族3人とともに亡くなったKBS記者の故チョ・ジョンオクさんらの葬儀には、多くのチョさんの同僚が訪れた。チョさんの母親、パク・ジョンスクさんは、孫のひつぎが霊きゅう車に乗せられると、「どうしてこんなことに…」と涙を流し、遺影をなで悲しみをあらわにした。チョさんのひつぎはこの後、汝矣島のKBSに移され、社葬も営まれ、500人余りの社員が故人をしのんだ。

 一方、病院で行われたイ・チュンウォンさんら1家族4人の葬儀では、イさんが生前に通っていた教会の仲間が賛美歌を歌うなか、遺族らのむせび泣く声が聞かれた。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0