シノバック・バイオテックは、国家薬品監督管理局に条件付きの発売申請をしたと3日、明らかにした。シノバックは、ワクチンの安全性に優れWHO(世界保健機関)と国家薬品監督管理局の基準を満たしていると説明した。
シノバックワクチンは、各国での臨床試験をしているが、結果がそれぞれ異なり、不信が高まっている。
ブルームバーグ通信によると、シノバックワクチンを自国に最も早く流通しているインドネシアは、現地の臨床試験の結果、シノバックワクチンが新型コロナ感染予防に65%の効果を見せたと発表した。トルコはワクチン効能が91.25%で把握されたと発表した。
インドネシアで行われたシノバックワクチンの臨床試験の場合、1620人のみ参加したことが分かった。トルコも正確な参加人数は明らかにしなかったものの、非常に少ない人員のみ臨床に参加した。
トルコとインドネシアでは、それぞれ91%と65.3%の予防効果があったことが分かった。しかし、ブラジルでの臨床試験の結果、有効性が50.38%で、世界保健機関が勧告する使用承認最低基準50%を少し越えるにとどまった。
シノバックワクチンが発売承認を受ければ、中国内の公式承認を受けた新型コロナワクチンは、1種から2種に増える。中国は昨年末、国有会社シノファームの新型コロナワクチンを条件付き承認した。
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