昨年10月以降、韓国で確認された変異株は、全て入国および自主隔離過程で発見されていた。
一部、家族間の感染が確認されたが、市中感染としては確認されていなかった。
最近は韓国で新型コロナウイルス第3波が鎮静の局面にあるが、現時点では完全な減少傾向と見るのは難しい。ここに、変異株の流行と国民の防疫疲労、春に向かうにつれて活動量の増加などが重なり、第4波の発生に対する懸念が提起されている。
中央対策本部のパク・ヨンジュン疫学調査チーム長は3日、新型コロナウイルス関連の定例ブリーフィングで「地域社会の監視強化過程で、英国発の変異株が4件発見された」としながら「4件は全てキョンナム(慶南)/チョンナム(全南)の外国人の親族間での集団感染事例」と明らかにした。
この集団感染事例に関連する感染者は、現時点で慶南・キメ(金海)で18人、ヤンサン(梁山)で11人、全南・ナジュ(羅州)で8人、プサン(釜山)・ドング(東区)で1人など計38人と伝えられた。感染者は全員がシリア国籍で、家族や親族、知人が含まれている。特に、このうちの4人からは変異株が確認された。
防疫当局は、この集団感染と関連して濃厚接触者49人を自主隔離後、隔離解除検査を完了し、それ以外の接触者136人は一斉検査を実施中。現在までに追加の感染者は確認されていないが、接触者検査で感染者が追加確認された場合、変異株クラスターの懸念がさらに高まる。
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