軽工業・地下資源協力は、韓国が衣服、履物、せっけんの生産に必要な軽工業原材料8000万ドル相当を北朝鮮に有償提供し、北朝鮮側が見返りとして地下資源生産物と開発権などを提供する形で行う。第1回協議は先月7~8日に行われたが、原材料の品目別価格設定をめぐり意見の溝が狭まらず、合意に至らないまま終了した。
今回の協議では、最初に提供されるポリエステル短繊維500トンの単価を含め、原材料の品目と価格の交渉を集中的に行う予定だ。このほか、北朝鮮の鉱山3か所に対する共同調査問題なども話し合われる。
韓国はこの事業を「有無相通(あるものとないものを融通し合う)」の事業とみなし、国内調達価格を基準にするという立場なのに対し、北朝鮮はこれを「民族の内部取引」とみなし融通性を発揮するよう求めているもようだ。
南北は5月に実務協議を通じ、原材料を北朝鮮に輸送する時期や共同調査する鉱山などについて合意したが、細部協議がまとまらずいずれも遅れていた。
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