国防部(資料写真)=(聯合ニュース)
国防部(資料写真)=(聯合ニュース)
◇国防白書巡る日本の抗議 「不当で受け入れられず」 国防部は、2020年版の国防白書の記載に関する日本の抗議に対し、報道資料で「日本側の不当な抗議は受け入れることができず、国防白書の記述内容は客観的な事実であることを明確にした」との立場を示した。日本側は白書に記載された独島関連の内容に遺憾を表明し、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したことなどに関する韓国側の適切な対応を求めたという。国防部が2日に公表した白書は日本との関係を「パートナー」から「隣国」に格下げし、「一部の日本の政治指導者の独島挑発、2018年の日本哨戒機の韓国艦艇に対する近接威嚇飛行とこれに関する事実をごまかした一方的なメディア発表で両国の国防関係が難航した」と指摘した。◇新型コロナ変異種 市中感染を初確認 政府の中央防疫対策本部は3日、5件の新型コロナウイルスの変異種が確認されたとして、「5件の事例はいずれも国内で感染したケース」と明らかにした。変異種は従来型より感染力が強いとされる。韓国で変異種の市中感染が確認されたのは初めて。同本部は「接触者の管理状況を再点検し、当該地域での変異ウイルスの監視も強化している」とした上で、「変異ウイルスが国内で拡大するのは時間の問題」との認識を示した。◇米ファイザーのコロナワクチン 今週中に輸入承認へ 医薬品安全当局は3日、米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの特例輸入を今週中に承認する予定だと明らかにした。疾病管理庁は2日、医薬品安全当局と合同で開催した専門家諮問会議の結果を受け、同当局にワクチンの特例輸入を申請したと発表した。ファイザーのワクチンは2月中旬以降に新型コロナワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて11万7000ドーズ(約6万人分)が韓国に到着する予定だ。◇旧正月あいさつは「ビデオ通話」で 通信3社が無料提供 通信大手3社が今年の旧正月連休(今年は2月11~14日)期間、新型コロナウイルスの防疫対策で帰省できない顧客のためにビデオ通話サービスを無料で提供することを近く発表することが分かった。業界関係者によると、科学技術情報通信部と通信3社は新型コロナの感染拡大により非対面が推奨される中、旧正月の連休期間に多様なサービスを提供する案を検討している。◇与党・政府 あす不動産対策協議 与党「共に民主党」と政府は4日、国会で協議会を開き、不動産供給対策について議論する。会議では卞彰欽(ピョン・チャンフム)国土交通部長官の就任後初となる不動産対策を最終決定する見通し。ソウルで最大30万戸、全国の大都市と合わせて50万戸以上の住宅を供給する画期的な対策が打ち出されるとの見方が大勢だ。◇今晩大雪の恐れ 首都圏など 行政安全部は、3日夜から4日朝にかけて首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)など朝鮮半島中部地方を中心に大雪が予想されることから、3日午後4時をもって中央災難(災害)安全対策本部の第1段階を稼働させ、非常勤務体制に入ると発表した。3日午後6時から4日午前6時までの予想降雪量はソウル市と京畿道西部、忠清北道北部、慶尚北道北東の山間部で3~10センチ、京畿道東部、江原道(東海岸除く)で5~15センチなどとなっている。
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