韓国ケミ号がイラン側に拿捕された時の監視カメラの映像(画像提供:wowkorea)
韓国ケミ号がイラン側に拿捕された時の監視カメラの映像(画像提供:wowkorea)
ペルシア湾で環境汚染を起こしたという嫌疑で イラン現地に拘束されていた“韓国ケミ号”の船員19人が、拿捕から29日ぶりである きのう(2日)釈放された。韓国国籍の船長は、船舶とともに現地に残る予定である。

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韓国外交部(外務省に相当)はこの日「韓国ケミ号の乗船船員20人のうち、韓国人国籍の船長を除いた韓国国籍4人と外国国籍の船員(ミャンマー国籍11人・ベトナム国籍2人・インドネシア国籍2人)など計19人の抑留解除が決定された」と明らかにした。

韓国人船長1人は、船舶の管理のために必要だということが伝えられた。更に 追加で人員が残る可能性はある。

韓国外交部のチェ・ジョンゴン第1次官は この日の午後6時50分から約30分間、1か月近く続いている韓国籍船舶“韓国ケミ号”と船員たちの速やかな抑留解除のために、イランのセイエド・ アッバス・アラグチ外務次官と通話をした。

この通話でアラグチ次官は、イラン政府が船長を除いた残りの船員たちへの抑留をまず解除することを決定した。

この2人の次官は、“凍結されたウォン資金問題”についても話し合った。

チェ次官は「イランの凍結資金に関して、わが政府が独自に解決できる部分については スピード感をもって推進していきながら、米国側と協議が必要な問題については 対米協議を透明性をもって進めていく」とイラン側に説明した。

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