ソウル市内から見る空はかすんでいる=1日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市内から見る空はかすんでいる=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国は1日、中国・内モンゴル自治区とモンゴルにまたがるゴビ砂漠から運ばれてくる黄砂の影響で、広い範囲で粒子状物質(PM)の濃度が高くなっている。

 国立環境科学院大気質統合予報センターは、首都圏と江原道西部、忠清道、光州市、全羅北道の粒子状物質の濃度を「悪い(高い)」と予想した。そのほかの地域は「普通」だが、全羅南道や慶尚道、済州島では夜に一時的に「悪い」となりそうだ。

 午前11時現在の粒子状物質の1日平均値は、京畿道で1立方メートル当たり45マイクログラム、世宗市で44マイクログラム、ソウル市で43マイクログラム、忠清北道で41マイクログラムなどと観測された。

 前日にゴビ砂漠で発生した黄砂が粒子状物質とともに韓国に飛来し、北西の風に乗って南東へ移動しているという。


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