韓国　きょうのニュース（１月２９日）

◇新型コロナ防疫レベル調整案　３１日に発表　政府の中央事故収拾本部は２９日、新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」の２月以降のレベル調整案などを３１日の会見で発表すると明らかにした。現行の措置が３１日に終了するのに伴い、政府は今週中に今後の防疫対策を発表する予定だったが、このところ新規感染者数が再び増加していることを受け、発表を先送りした。◇コロナワクチン接種　首相「差別あってはならない」　丁世均（チョン・セギュン）首相は新型コロナウイルスのワクチン接種について、「公正性と透明性の二つの原則を持ち、接種を進める」として、「地位の高低や貧富の格差、国籍、性別などを巡って差別があってはならない」と強調した。また、「徹底した科学的な根拠に基づき、接種の優先順位と時期、接種するワクチンを決め、その過程を公正に管理していく」との方針を表明した。◇公捜処の検事も判決結果の閲覧可能に　　大法院（最高裁）の法院行政処は政府高官らの不正を捜査する独立機関「高位公職者犯罪捜査処（公捜処）」設置のための法律（公捜処法）の施行を受け、刑事訴訟規則などを改正した。改正の柱は「検察庁検事」を「検察庁検事または公捜処所属の検事」とすること。これにより、公捜処の検事も刑事裁判の判決と刑事事件記録を閲覧できるようになった。◇ＬＧ電子　２０年は営業益・売上高とも過去最高＝家電・ＴＶ好調　ＬＧ電子が２９日発表した２０２０年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年比３１．１%増の３兆１９５０億ウォン（約２９８０億円）、売上高は同１．５%増の６３兆２６２０億ウォンで、いずれも過去最高を記録した。通年の営業利益が３兆ウォンを突破したのは今回が初めて。売上高は４年連続で６０兆ウォンを上回った。