北朝鮮の宣伝メディアは最近 韓国の社会問題をあげ、これを自分たちの体制宣伝に利用している(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の宣伝メディアは最近 韓国の社会問題をあげ、これを自分たちの体制宣伝に利用している(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の宣伝メディアは最近 青年失業難など韓国の社会問題をあげ、これを自分たちの体制宣伝に利用している。

「メアリ(こだま)」・「わが民族同士」など北朝鮮の対外メディアは、最近の韓国の報道と統計庁の発表を引用し、韓国内の社会問題を指摘した記事を連日 登場させている。

「南朝鮮(韓国)の失業率と青年失業問題」、「ホームレス問題」、「農産物の価格上昇現象」などをあげているが、主に 韓国がどれだけ困窮した所なのかを説明することに集中している。

「わが民族同士」のテレビ報道では、アナウンサーが「見た目は福祉都市のような印象を与えるソウルの高層建物だが、その上を飛ぶ旅客機の中では嘆きの声が聞こえる」と言い、「0.1%の財閥王国」、「未来を失った南朝鮮」という字幕まで出された。

このようなことは、北朝鮮が 資本主義思想と文化が社会全般に流入することを警戒し、住民たちを対象に 最近「規律を正す」ことに乗り出したことと関係があるようにみえる。

また 韓国に関する否定的な面だけを伝え、外部への憧れや期待を持たないよう遮断し、「規律正し」をしているものとみられる。

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